クリーニング業界談

 クリーニング業界内の過去や歴史、話題やについての記事です。

記事一覧

ハイブリッドとswitle「スイトル」は技術の異母兄弟

 宮田工機製の業務用洗濯機器「ハイブリッドウェットクリーナー」とシリウスが送り出した一般向け湿式掃除機器「switle スイトル」は実は兄弟分である。共に川本栄一氏の発明をベースとしたものである。   …

洗い上がったスーツ

汚れすぎているスーツ上下を布団とともに洗う

 仕事で使っているスーツはとにかく汚れる。特に汚れやすいのは毛100%のものではなく、毛とポリエステルの混紡品。静電気を帯びやすいからだろうと思われる。  ただ混紡品は製品的には強くて安価。水洗いにも …

クリーニングをこう出せばいいの?と聞かれた話

 クリーニング業者にそれ聞きますか?という話なのですが、よく聞かれるんですよ、実は。いくつかの代表的な質問について、私のなりの正直な意見を書かせていただきます。 冬物を片付けたいだけど・・・  厚手の …

新洗濯表示基準をクリアするハイブリッド洗浄

 昨年、衣料の品質表示制度が改定された(新JIS表示)。これは実質的に海外の洗濯表示制度を日本国内に合わせたような形となったが、この表示制度でウェットクリーニング表示が登場した(消費者庁・新しい洗濯表 …

漬け込み洗いを過去のものにするハイブリッド洗浄

 毛や絹などを水で洗うため、古くから行われている「漬け込み洗い」。水溶性の汚れは取れるものの、風合いや型崩れを起こしやすく、素材形状によっては元に戻せないものがあるなど、問題点も非常に多い。  これを …

服を吊るということ。高級クリーニング店でみた仕事

 私はこれまであまり多くはないが、あちこちのクリーニング店を見る機会に恵まれた。小さいところ、大きなところ。個人経営から企業経営まで、一つとして同じやり方をしているところはなかった。  その中でも服を …

今後の日本におけるドライクリーニングの展望 2

 前回は日本のドライクリーニングの変遷を紐解いて、現在のクリーニング業界を取り巻く環境について書いたが、今回は家庭における洗濯関連機器を通してドライクリーニングの未来について考えていきたい。 2016 …

今後の日本におけるドライクリーニングの展望 1

 エントリー「当方のドライと水洗の比率の推移」で述べたように、少なくとも日本国内では急速に「ドライクリーニング需要」が喪失していることは、クリーニング業者誰しも異論がないだろう。  高齢化に伴う着用動 …

クリーニングのネット保管サービス論評

 多くの方々が気になっているサービスだと思いますが、現役業者として書きにくい話を含め、批判を覚悟で出来得る限り直入に書くことにする。 クリーニング保管サービス  クリーニング需要が低迷する中、家庭需要 …

Vivente
現役クリーニング事業者。妻と二匹のネコと暮らしながら、整理術やくらし術、生活家電や機器、、著名人のなどの研究を行っている。プロフィールはこちら

    知られざる「タイムズクラブカード」の使い方  タイムズ(Times)と言えば駐車場サービスの大手であり、街のあちこちに時間貸し駐車場が展開している。最近では路上の駐車場に留まらず、店舗の駐車場スペースなどの管理も請け負って「タイムズ駐車場」とす ...

    家からウタマロクリーナーが消えた日  風呂場にあった「ウタマロクリーナー」のスプレー容器が消えていた。妻に「どこにやったの?」と聞いたら、「要らないから捨てた」という。まだ残っていたはずだったのにどうして捨ててしまったのか・・・・・ 情 ...

    軟水器アクアソフトAQ-S401 レビュー  エントリー「家庭用軟水器 アクアソフト AQ-S401 概要」や「アクアソフトAQ-S401、ネットの片隅で起こった異変!」で度々取り上げてきたヤマダ電機子会社の住宅機器メーカー「ハウステック」が出 ...

    本当にいいのか?日立ビックドラムの「ナイアガラすすぎ」の是非  クリーニング業界で「ナイアガラ」と言えば、東京洗染機械製作所の「ナイアガラドライ」を真っ先に思い出す人も多いだろう。大流量の溶剤を一気に流して洗うのを「ナイアガラの滝」に例えたネーミングだが、今回は ...

    嘘だらけのネット情報。真のアクリル毛布の洗い方  家庭で使われる毛布の中でアクリルの毛布の割合はかなりのものになると思う。クリーニングの需要は年々減りつつも出てくる毛布の殆どはアクリル毛布。家やコインランドリーでも相当程度洗われているのではないかと ...

    switle「スイトル」の実機レビュー1  以前より注文していた湿式掃除アタッチメント、switle「スイトル」がようやく届いたので早速、開封することとした。 重くない箱  スイトルを受け取ってまず感じたのは「重くなかった」こと。想像以上に軽 ...

    家庭用軟水器三選! 3つの軟水器を徹底比較!  エントリー「家庭用軟水器 アクアソフト AQ-S401 概要」でも書いたように、家電大手ヤマダ電機系列のテックハウスが昨年12月に家庭用軟水器を発売したことによって、ニッチな市場である家庭用軟水器周 ...

    正直、アイロンにスムーザーは「要らない」と思う  「スムーザー」とは、花王が販売するアイロン用シワとり剤の名称であり、正式には「キーピング スムーザー」と言って、その名の通り糊剤に位置付けられる製品である。  で、いきなり「要らない」なんてタイトル ...

    家庭用軟水器 アクアソフト AQ-S401 概要  これまで洗濯と軟水の関係についてしばしば取り上げてきたが、あくまで業務用軟水器を使った話だった。では家庭用軟水器があるかといえば、実はなかなかというのが現状である。というのも日本は元々軟水の国で、浄 ...

    軟水とは何か?洗いのための軟水  エントリー「「すすぎ」問題を解決する方法」で洗濯に向いた水(軟水)を用いいることで洗剤量を減らすことができる点を書いたが、クリーニング業者がその軟水を用いることは、実は容易なことなのである。  それ ...