blog 最新情報

還元率だけを追っていいのか?クレジットカード

投稿日:2017-08-27 更新日:

 ネットで買い物をするのに切っても切れないぐらい大切なクレジットカード。昔は高額商品の購入の際に使うことが多かったクレジットカードもネットショッピングの一般化の中で、小額決済にも使われることが多くなった。

 一度街に出てば、コンビニをはじめ数多くのお店でカード決済が使えるようになり、最近ではマクドナルドやモスバーガーといったファーストフードの店までもカードが使えるようになっている。

 利用シーンが多くなるにつれて、各カードの顧客獲得合戦が激しくなり、オトクな「入会特典」や「利用特典」を提示して競い合っている。その中で特に注目されるのは日々利用する「利用特典」の「還元率」だ。

 還元率が低いよりも高いほうがいいのは当たり前。だから還元率の高いカードを持とうとする。しかしそれで本当にいいのだろうか?一度立ち止まって考えてみることにした。

確かに還元率が高いのはいい、しかし・・・

 クレジットカードの多くは特定の店舗や特定のサービスで高い還元率を誇る。ネットショッピングで言えば楽天カードは楽天グループで使えば3倍のポイントが付く。ドコモのdカードはローソン系で使えばポイント3倍だ。

 しかしそれは特定店舗やサービスでの話で、それ以外の店やサービスで使えば1倍の還元率となってしまう。だが、別の店やサービスでは違うクレジットカードで高い還元率が得られる場合がある。そのため、この店で使うときにはこのカード、あのサービスで使うときにはあのカードという「使い分け」が求められるようになる。

 お金を持ち歩かなくてもよくなるため、財布を軽くするはずだったカードが、今度は財布をかさばらせ太らせるものへと変わってしまっているのである。

 しかし冷静に考えて欲しい。カードで1万円使った場合、仮にポイント3倍でも「300ポイント」=「300円」にしかならないということを・・・

目次に戻る

ポイント5倍デーでも28ポイント

 あるスーパーでは通常200円で1ポイントのところを「ポイント5倍デー」を設けて売り出しをしている。またそのスーパーが出しているクレジットカードで決済すると300円毎に1ポイントがたまるようになっている。

 このポイントは同時付きできるため、200円で1ポイント(0.5%)の5倍の2.5%+300円で1ポイント(0.3%)で、2.8%のポイントが獲得できる仕組みだ。

 このポイントを獲得するため多くの人が買い物にやってくる。しかし千円の買い物をしても得られるポイントは「28ポイント」=「28円」なのである。そのポイントを獲得するために28円以上の「不必要な買い物」をしていないのだろうか?

 そのため私の妻は例えカードを勧められても一切応じない。その理由はカードを持ってポイント稼ぎに神経を使ってまでするような買い物はしたくないのだという。必要なときに必要なものを買うのが重要であって、ポイントは「ついで」だというのが妻の考え方である。

 そんな妻が決済に使っているのが「LINE Pay」。現金でチャージする分だけが使えるプリペイド式のカードなのだが、ポイント還元率が2%という高い還元率で、使う場所を選ばないということで「LINE Pay」一本に絞っている。考えなくても2%のポイントが付くというのが良いらしい。

目次に戻る

店やサービスに合わせてどこまでカードを持つか

 それでも用途に合わせて複数のカードを持たなくてはいけなくなっているのが、現代社会。私は利用していないが、交通機関を利用する為の交通系カードなどはその最たるものだ。

 私の場合、大別して会社用と個人用の二種類のカードを持ち、かつそれぞれ複数のカードを持たなくてはならないので、財布はカードでパンパンである。

 一般的にはその上に更に店舗ごとの「ポイントカード」を複数持っているケースが殆どだろうから、取捨選択をしていかなければ増えていくばかりである。

 最近でこそ「ペイ」や「ポイント」を「スマホアプリ」で管理できるシステムが構築されつつあるが、やはり主力はカードであり、店舗毎やサービス毎のクレジットカードを含めた「カード」をどこまで持つのかについては、しっかりした線引が必要だろう。

 お金は持ち歩かなくてもよくなったが、今度はカードを持ち歩かなくてはならなくなったという点で、昔よりも逆に不便になったのかもしれない。

目次に戻る

おわりに

 店舗やサービス毎に高い還元率を獲得できる方法が存在するが、それに合わせて「クレジットカード」や「ポイントカード」等を使い分けていったら、今度は財布がカードだらけとなり、かつ多くのカードにポイントが分散する結果になりかねない。

 またカードそれぞれにポイント数を把握して、高還元率を得る方法を意識して買い物をせねばならなくなるわけで、場合によっては買い物をしているのかポイント集めをしているのか分からない状態となってしまう。

 ポイントや特典を得るためには、まずは「購入」しなければならないわけで、その品物が本当に必要かを考えた上で、ポイントや特典について思いを馳せるべきだろう。

にほんブログ村 その他生活ブログ 掃除・洗濯へにほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへにほんブログ村 その他生活ブログ 片付け・収納(個人)へ

-blog, 最新情報
-

関連記事

汚れきったホワイトジーンズをYシャツ洗いに入れてみる

 ホワイトジーンズはきれいに見える反面、非常に汚れやすく、かつ取れにくい。そこで今回は当方で一番強力な洗い「Yシャツ洗い」に二本出たホワイトジーンズを一緒に入れて汚れを取ることにした。 汚れたホワイト …

ウォッシュレスクリーニングという発想

 近年、P&Gの出すファブリーズや花王のリセッシュなど、「クリーニング級」を謳う消臭剤の需要が伸びている。またP&Gは昨年にはアメリカで「衣服再生消臭機「SWASH」」の販売を始めており、「洗わないク …

今年の夏はクーラーを一度もつけずに終わりそうだ

 8月も半ば、高校野球も始まり、盆休みに入る。ここが日本の暑さの折り返し地点である。6月後半から8月半ば、そして8月半ばから10月始め、これが近年の「夏」である。  この時期、仕事場ではクリーニングと …


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Vivente
現役クリーニング事業者。妻と二匹のネコと暮らしながら、整理術やくらし術、生活家電や機器、、著名人のなどの研究を行っている。プロフィールはこちら

    知られざる「タイムズクラブカード」の使い方  タイムズ(Times)と言えば駐車場サービスの大手であり、街のあちこちに時間貸し駐車場が展開している。最近では路上の駐車場に留まらず、店舗の駐車場スペースなどの管理も請け負って「タイムズ駐車場」とす ...

    家からウタマロクリーナーが消えた日  風呂場にあった「ウタマロクリーナー」のスプレー容器が消えていた。妻に「どこにやったの?」と聞いたら、「要らないから捨てた」という。まだ残っていたはずだったのにどうして捨ててしまったのか・・・・・ C ...

    軟水器アクアソフトAQ-S401 レビュー  エントリー「家庭用軟水器 アクアソフト AQ-S401 概要」や「アクアソフトAQ-S401、ネットの片隅で起こった異変!」で度々取り上げてきたヤマダ電機子会社の住宅機器メーカー「ハウステック」が出 ...

    本当にいいのか?日立ビックドラムの「ナイアガラすすぎ」の是非  クリーニング業界で「ナイアガラ」と言えば、東京洗染機械製作所の「ナイアガラドライ」を真っ先に思い出す人も多いだろう。大流量の溶剤を一気に流して洗うのを「ナイアガラの滝」に例えたネーミングだが、今回は ...

    嘘だらけのネット情報。真のアクリル毛布の洗い方  家庭で使われる毛布の中でアクリルの毛布の割合はかなりのものになると思う。クリーニングの需要は年々減りつつも出てくる毛布の殆どはアクリル毛布。家やコインランドリーでも相当程度洗われているのではないかと ...

    switle「スイトル」の実機レビュー1  以前より注文していた湿式掃除アタッチメント、switle「スイトル」がようやく届いたので早速、開封することとした。 Contents1 重くない箱2 スイトル本体を付属品と繋げる3 給水タンクの構造 ...

    家庭用軟水器三選! 3つの軟水器を徹底比較!  エントリー「家庭用軟水器 アクアソフト AQ-S401 概要」でも書いたように、家電大手ヤマダ電機系列のテックハウスが昨年12月に家庭用軟水器を発売したことによって、ニッチな市場である家庭用軟水器周 ...

    正直、アイロンにスムーザーは「要らない」と思う  「スムーザー」とは、花王が販売するアイロン用シワとり剤の名称であり、正式には「キーピング スムーザー」と言って、その名の通り糊剤に位置付けられる製品である。  で、いきなり「要らない」なんてタイトル ...

    家庭用軟水器 アクアソフト AQ-S401 概要  これまで洗濯と軟水の関係についてしばしば取り上げてきたが、あくまで業務用軟水器を使った話だった。では家庭用軟水器があるかといえば、実はなかなかというのが現状である。というのも日本は元々軟水の国で、浄 ...

    軟水とは何か?洗いのための軟水  エントリー「「すすぎ」問題を解決する方法」で洗濯に向いた水(軟水)を用いいることで洗剤量を減らすことができる点を書いたが、クリーニング業者がその軟水を用いることは、実は容易なことなのである。  それ ...