ネコくらし 最新情報

消臭剤の実践例。ネコのトイレの場合

投稿日:2017-07-20 更新日:

 これまで消臭剤の概要や使う場合の注意点などについて書いてきたが、今回は実践例として、我が家でのネコのトイレでの消臭剤の使い方について、解説していきたい。

ペット飼育の大きなハードル

 それはやはり「ニオイ」だろう。特にトイレはペットにとって必要不可欠なものだが、大きなニオイの発生源でもある。ペットを飼う人にとって、この「ニオイ」は大きな悩みのタネであり、そのため最近はペット臭対策グッズが目白押しだ。

 この懸案への一つの解法が「消臭剤」で、ペット需要は消臭剤の消費量増加の牽引力の一つとさえ言われている。ペット自体年々増加しているため、この需要増は止まらないのではないかと思う。

 ただペットのトイレグッズの方も、この四半世紀の間で恐るべき勢いで進化を遂げており、我が家で買っている「ネコ」のトイレに関して言えば、過去とは比べ物にならないレベルで「ネコトイレシステム」が充実している。特にニオイやメンテに関しては雲泥の差と言って良いだろう。

目次に戻る

ネコ用システムトイレ

 現在、ネコトイレ界では「システムトイレ」という方式のネコトイレが大きなシェアを得ている。これは木製の「チップ」を砂として、スノコ状のトイレ部分に置き、その下のトレイ部に「シート」を敷くというものである。

 木製の「チップ」は尿がかかると崩れてトレイ部に落ち、更に高分子ポリマー製の「シート」が残りの水分までキッチリ吸い取るというものである。また木製のチップはヒノキなどで出来ており、チップがニオイをキャッチすることで、トイレのニオイが出にくくなっているという仕組みだ。

 このシステムトイレを出している二大メーカーは花王とユニ・チャームだ。花王は「ニャンとも清潔トイレ」、ユニ・チャームは「デオトイレ」という名前でシステムトイレを売り出し、しのぎを削っている。

花王 ニャンとも清潔トイレ

ユニチャーム デオトイレ

 フードがないオープンタイプと、フード付きのドームタイプがあるが我が家で使っているのはドームタイプだ。よく猫砂(チップ)が飛び散りにくいと説明されているがあまり関係がない。ただネコも人間と同じくトイレを見られたくないため、フード付きを好む傾向がある事が主要な事由だ。

目次に戻る

我が家でのシステムトイレの使い方

 我が家ではユニ・チャームの「デオトイレ」をつかっているのだが、純正の「デオサンド」(猫砂)や「デオシート」を使っておらず、代替品を使っている。

我が家のネコトイレ

 これはシートの交換時期が長いことと、砂が崩れにくいことが原因で、性能が高すぎるゆえに交換時期が伸びてニオイを発するようになってしまうことによる。かといって期間を短くすれば純正品ゆえ高くなる。そのため、代替品として猫砂は「パインウッド」、シートは「システムトイレ用吸収シート」を使っている。

適度に崩れる猫砂、パインウッド

毎日変える、システムトイレ用吸収シート

 これは尿で適度に崩れるパインウッドを使ってある程度尿を吸収させ、薄いシートで交換時期を早めることによって、コストを落としつつトイレのニオイを抑えていく方法である。パインウッドより安い「チップ」はあるのだが、崩れ過ぎたりして掃除が大変なため、最終的に「パインウッド」で収まった。

目次に戻る

実際の管理と運用方法 

 まず古いシートを処分して、新品のシートを引く。 半日くらい経つとある程度崩れた猫砂が落ちているので、トレイを一旦引き出して、反転させて挿入する。こうすることでシート全体を活用して尿を吸収させる。

 一日経つと尿が見えるレベルとなる。トイレは夜に多くする傾向があるのと、暑くなれば水を摂取して量が増える。夏場以外はターンは一日で、シートは二日使える。(ネコ二匹で)

 シートごと処分し、新しいシートを敷く。

 このサイクルで運用を続けていく。

目次に戻る

消臭剤でトイレ消臭

 尿臭に関してはこれで大方対処できるが、「大」はそうもいかない。ここで「消臭剤」の出番である。まず「大」を取り除いてやり、その後トイレ内に「消臭剤」をスプレーする。

フードを開けてスプレー

 このとき、フードを開けた状態でスプレーする。噴霧回数は2~3回でよい。噴霧器が置いてある位置からフード先をめがけて猫砂と平行になるようスプレーを行う。それでニオイは飛ぶ。

 霧が消えたらフードを閉めて終了となる。この「大」の掃除の際にスプレーすることで尿臭も完璧に消える。システムトイレでキッチリ管理をした上で消臭剤を使うことで、初めてパーフェクトなニオイ対策ができるのだ。まさしく「消臭剤」は脱臭技術のリリーフなのである。

目次に戻る

おわりに

 我が家を訪れる人は「ネコ臭」が皆無なことにビックリする。ネコを飼う前から、この管理法を考案していたのでその運用がうまく機能しているからだろう。中にはコストと管理のバランスが取れているからと、全く同じ方法を用いておられる方もおられるのは、皆悩みは同じということである。

 一方、慣れというの恐ろしいもので困ったこともあり、この手筈を行わなければネコがトイレを使わない点である。もしも片付いていない、あるいはニオイがあるのなら「ニャ~ニャ~」とトイレ前をうろついてトイレ掃除を要求するのだ。

 確かにネコはトイレにうるさいのだが、今まで飼ったネコ達よりもシビアというか厳しいのは消臭剤によるニオイ消しの要素もあるのは否めない。少なくともウチのネコにとっては、トイレのニオイは絶対にイヤなのだろう。

 高度なネコトイレ管理が容易にできるようになった反面、ネコが人間並みの生活を要求するようになるという、ある意味とんでもない時代となったものである。

にほんブログ村 その他生活ブログ 掃除・洗濯へにほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへにほんブログ村 その他生活ブログ 片付け・収納(個人)へ

-ネコくらし, 最新情報
-, ,

関連記事

スイトル洗いで洗浄した毛布が大好きなネコ

 先日、毛100%の毛布を実験的に洗浄したが、今回はその後日談である。 switle「スイトル」で純毛100%毛布を洗う 1 switle「スイトル」で純毛100%毛布を洗う 2    この …

台所の油汚れをリモネン洗剤のスプレーで取る

j 電磁調理器を使って鶏ガラの出汁を取った。そもそもこの電磁調理器、妻は使いたがらず、例によって「要らない」と言い出して「ポイポイ」される運命だったのを、私が自分の食事の出汁を取るために残させたもので …

我が家にネコがやって来た!

 最近、家から仕事場への通り道のホームセンターにペットショップができて、妻がそこでネコを見るのを楽しみとするようになった。もちろん見るだけで飽き足らなくなるのにそうはかからない。妻はその店にいたロシア …


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

Vivente
現役クリーニング事業者。妻と二匹のネコと暮らしながら、整理術やくらし術、生活家電や機器、、著名人のなどの研究を行っている。プロフィールはこちら

    軟水器アクアソフトAQ-S401 レビュー  エントリー「家庭用軟水器 アクアソフト AQ-S401 概要」や「アクアソフトAQ-S401、ネットの片隅で起こった異変!」で度々取り上げてきたヤマダ電機子会社の住宅機器メーカー「ハウステック」が出 ...

    switle「スイトル」の実機レビュー1  以前より注文していた湿式掃除アタッチメント、switle「スイトル」がようやく届いたので早速、開封することとした。 Contents1 重くない箱2 スイトル本体を付属品と繋げる3 給水タンクの構造 ...

    知られざる「タイムズクラブカード」の使い方  タイムズ(Times)と言えば駐車場サービスの大手であり、街のあちこちに時間貸し駐車場が展開している。最近では路上の駐車場に留まらず、店舗の駐車場スペースなどの管理も請け負って「タイムズ駐車場」とす ...

    家からウタマロクリーナーが消えた日  風呂場にあった「ウタマロクリーナー」のスプレー容器が消えていた。妻に「どこにやったの?」と聞いたら、「要らないから捨てた」という。まだ残っていたはずだったのにどうして捨ててしまったのか・・・・・ C ...

    家庭用軟水器三選! 3つの軟水器を徹底比較!  エントリー「家庭用軟水器 アクアソフト AQ-S401 概要」でも書いたように、家電大手ヤマダ電機系列のテックハウスが昨年12月に家庭用軟水器を発売したことによって、ニッチな市場である家庭用軟水器周 ...

    嘘だらけのネット情報。真のアクリル毛布の洗い方  家庭で使われる毛布の中でアクリルの毛布の割合はかなりのものになると思う。クリーニングの需要は年々減りつつも出てくる毛布の殆どはアクリル毛布。家やコインランドリーでも相当程度洗われているのではないかと ...

    本当にいいのか?日立ビックドラムの「ナイアガラすすぎ」の是非  クリーニング業界で「ナイアガラ」と言えば、東京洗染機械製作所の「ナイアガラドライ」を真っ先に思い出す人も多いだろう。大流量の溶剤を一気に流して洗うのを「ナイアガラの滝」に例えたネーミングだが、今回は ...

    家庭用軟水器 アクアソフト AQ-S401 概要  これまで洗濯と軟水の関係についてしばしば取り上げてきたが、あくまで業務用軟水器を使った話だった。では家庭用軟水器があるかといえば、実はなかなかというのが現状である。というのも日本は元々軟水の国で、浄 ...

    switle「スイトル」の実機レビュー2  エントリー「 switle「スイトル」の実機レビュー1」では書ききれなかったスイトルの内部構造について、早速実機の写真を交えて見ていきたい。 Contents1 アクアサイクロン方式2 清水噴出部3 ...

    間違いだらけ!週刊ポストの「年金」記事  私が「年金受給が40代は70、30代は75を視野に?」を書きつつ、危惧していたことが現実となった。 怒りの徹底追及 年金は75歳までもらえなくなる 「働き方改革」に便乗した年金大改悪が年内にも閣議決 ...