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汚れきった白パンをYシャツ洗いで落とす だがどこで作ってる?

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 夏場だということはあるんだろうが、白い綿パンツの汚れがキツイ。であるから例によって「Yシャツ洗い」に放り込んで汚れを取ることにした。

汚れた白パンをYシャツ洗いで処理する

 過去にも「汚れきったホワイトジーンズをYシャツ洗いに入れてみる」で公開したように、白い綿パンは当方のYシャツ洗いに一緒に洗うことで大体の汚れが取れる。

 通常、黄ばんでいる汚れは「汗」由来の「黄変」であるケースが多いからで、この黄ばみの上にいわゆる「皮脂汚れ」がついてしまっているため、家で洗っても汚れが取れない。これは「皮脂汚れ」が文字通り油であり、黄ばみをコーティングしてしまって、水を弾くのである。

 これを取らなければ洗剤成分が黄ばみに到達しないため、汚れが取れないのである。この「皮脂汚れ」を取るためには、水温を上げて油を融解しやすくし、そこでアルカリ洗剤で金属石鹸にして取り除き、油脂落とし剤で落としきる必要性がある。

 それができてから、黄変の構成要素である蛋白質を酵素で分解し、トドメは酸素系漂白剤で白化させることによって、黄変を除去することができるのである。ただ単に洗剤入れてガラガラ回していたのではまず取れない。

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Yシャツ洗いで処理したあと

 Yシャツ洗いで洗ったあとは付着した糊を除去しなければならない。これはYシャツ洗いの最後に糊付け工程があるためで、濯ぎ直して仕上げないと綿パンがノリでバリバリになってしまうからである。

 こうしたことを防ぐには乾燥機で回して糊を飛ばしたり、濯ぎ直して加工し直すといいのだが、今回は水洗機のスケジュールが一杯いっぱいだったため、他のすすぎ工程に途中投入した。

 綿仕上剤が入っていないため、一部小ジワがある。綿仕上剤で加工すればこうした小ジワは出ないのだが、時間の関係上、投入することができなかったので、このようになっている。

 が、汚れ自体は取れているので良しとしよう。

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綿パンツの生まれ故郷

 ところでこの白い綿パンツ。衣料メーカー大手の「ワールド」が出しているものなのだが、気になったので服に付いている「製品タグ」を覗いてみた。  

 「バングラデシュ!!」

 遠く南アジアの国、バングラデシュで作られていたものだったのである。最近「中国製」がどんどん減っていき、「ベトナム」「マレーシア」「インドネシア」にシフトしていってたのであるが、今度は更に西にある「ミャンマー」や「バングラデシュ」に移っているのだ。

 これは中国で採算が合わず、東南アジアでも採算が合わなくなったため、今度はその地より安く作ることができるだろう南アジアにシフトしているのだろうと思われる。

 こうしたシフトは中国や東南アジア諸国が力をつけてきたために、差益が稼げなくなってしまったからで、続いて南アジア諸国が力をつけると、今度はパキスタンやイランででも製造するつもりなのだろう。

 しかし企業の「差益」稼ぎの為の製造放浪生活は、一体誰を幸せにしているというのだろうか? 製造を託された国の工場は、差益一つで仕事を取り上げられ、それまで働いていた人々は職を失う。

 メーカー側は薄利を追うためだけにさすらい、買う側は品質そっちのけで買えるものだけを買い漁る。これでは誰の豊かさにも繋がらないのではないかと思ってしまうのだ。売る側も買う側も一度立ち止まって考えたほうが良いのではないか。

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Vivente
現役クリーニング事業者。妻と二匹のネコと暮らしながら、整理術やくらし術、生活家電や機器、、著名人のなどの研究を行っている。プロフィールはこちら

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