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「Z.com WP」の利用に関して

投稿日:2017-06-16 更新日:

 ネットオウルが提供するWordPress無料レンタルサービス「WPblog」より、有料のWordPress専用レンタルサーバー「Z.com WP」へ移った経緯と、他のレンタルサーバーに比べて情報の少ない「Z.com WP」の使用感や注意点の幾つかについて書いてみたい。

WordPressを使ってみる

 この一点で「WPblog」の利用を開始した。ブログというものを続けられるかどうかも分からないということから、有料サーバーの利用を躊躇したのである。そういう部分で無料サービスの「WPblog」はWordPressを試すにはありがたいサービスで、無料ながらも独自ドメインまで使える点も大きかった。

 WordPress、は言わずと知れたブログwebアプリで、多彩なテーマや多くのプラグインによってブログレンタルサービスよりも自由度が高い。反面、設定等で慣れが必要だったり、独立ブログであるためブログレンタルサービス内のコミュニケーションツールがなかったりする。

 ただ、ブログをやるのなら制約のない環境で、と考えていたことから、必然的にWordPress一択となった。WPblogは一部制約があるものの、殆どの機能を使うことが可能で、WordPressの基本的な使い方は大体3週間程度で習得することができた。

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無料サービスへの不満

 しかし、使えるようになってくると幾つかの不満が出てくる。一部のコマンドが使えないため画像圧縮プラグインの「EWWW Image Optimizer」が使えない部分や、モバイル環境の広告の重さといった問題である。

 都度ページを作成する動的ページのため、表示が遅いと言われるWordPressを、キャッシュを使って静的ページを表示させることでスピードを出している「WPblog」だが、こうした部分で不満があった。

 そうこうしている間に相応のアクセス数となり、アクセス解析でモバイル環境からアクセスしている人が半数に達している実情を知り、有料サーバーへの移転を決めるに至った。

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サーバーの利用基準

 まずネットで検索すると大体オススメと書かれているのがXSERVER(Xサーバー)だ。これは一つの契約でドメインを使ったWordPressが多く設置できるためで、勧めている人、勧められている人の多くがアフィリエイトなどの商用サービスの利用を前提としているからだろう。

 ところが実際問題、一つのサイトの更新でさえ危ういのに、複数サイトの管理なんてとてもとてもという人が殆どを占めるのではないかと思う。複数の静的サイト(一回作ったら更新しない、紹介や広告ページ)なら話は別だが、一般人には能力的に限られた運用しか出来ない。

 私の場合、会社のページと事業者ネタのサイトを持ちたいと考えている程度だったので、せいぜい5つぐらいのドメイン使用程度でよかったのだが、これがなかなかなかった。

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有料サーバーの選定

 5つ程度のドメイン利用で、比較的安価なサーバー(月500円程度)は以下のようになっている。

  • ロリポップ
  • ネットオウル(ファイアバード、ミニバード)
  • さくらインターネット
  • Z.com WP
  • MixHost
  • 無限

 このうちまずサイト「無制限」作成可能は外した。無制限とは一見良さそうに見えるが、無茶をやる人の温床になりやすい。無茶をやる人がいるとそのサーバーの能力が落ちてしまうので除外しておいたほうがいいという判断である。

 次にサイトのスピードである。表示スピードという要素はサーバー容量や転送量問題より大きい。そもそも転送量問題など、「洗濯」や「片付け術分析」などといった、どちらかといったらマイナーな情報にそれだけの人が見てくれるのかという大きな疑問が残る。

 そうなってくると、残ったのがGMOが提供する「Z.com WP」だけとなってしまった。サーバースピードは折り紙付きだが、WordPress使用に特化しているため、基本ドメインサービスや他サーバーでのサブドメイン使用といった運用に制約がかかり、それがネット情報では「敬遠される」要因となっているようだった。要は「お得ではない」ということである。

 だがこうした「敬遠される」要因は、安定利用を希望する者にとっては歓迎すべきことで、少なくとも「無茶をやる人」除けには好都合。ということで「Z.com WP」を選択した。

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クセのあるサーバー「Z.com WP」

 早速、サイトを引っ越したが第一印象はページ表示がやはり「速い」という点。特にスマートフォンやタブレットの表示が無料の「WPblog」に比べ明らかに速くなった。ただ無料サーバーと有料サーバーを同じ土俵で比較してはいけないのでその部分を差っ引かなければならないが、それでも速い。

 やはりWP専用キャッシュサーバーはWordPressの表示に特化しているので表示は速い。「Z.com WP」はWP専用キャッシュサーバーの中では最安だが、これで十分と思わせるような速さだ。

 ただ使用者情報が少ない分、判りにくい点がいくつかあるので、その部分を羅列してみる。

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試用期間なし

 多くのレンタルサーバーにある「お試し期間」がまったくなく、契約し支払いを行わなければ使えない。この点はレンタルサーバー慣れしている人には試せないため不便だろうが、反面で招かれざる客「無茶をやる人」除けの機能を果たしている。

 また最低利用期間は3ヶ月となっている。

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支払い設定は初期契約から変えられない

 「Z.com WP」では契約時に1ヶ月払い(月460円)、6ヶ月払い(月430円)、12ヶ月払いと24ヶ月払い(共に400円)<

注・税別>を選んで登録するが、これを後で、例えば1ヶ月払いから12ヶ月払いに変更することはできない。

 つまりお試しで1ヶ月払いで3ヶ月だけ使用してから、年払いに切り替えたりすることはできないのである。これはちょっとどうなのかとは思うが、Z.com側が決めていることなので仕方がない。

 私の場合1ヶ月契約としてしまったので、一年間使うと年払いにくらべ720円多く払う計算となる。が、都度払いでもあるわけで月額の負担は少なく、いつでもサーバーが移動できる点を考えるとこれでもいいかとも思うが、これから契約する人にとっては留意事項である。

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動的IP

 「Z.com WP」はクラウドサーバーなのでIPが動く。よってドメインのサーバー設定で、「Z.com WP」でサイト表示、別サーバーでメールサーバーを運用する設定が難しくなる。

 他に幾つか方法はあるが、有料オプションの固定IP(月額100円)を契約することで、そうした振り分けは可能となる。

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一部のプラグインの機能が使えない

 「Z.com WP」WP専用キャッシュサーバーのため、キャッシュ関連のプラグインが無力化される。またサーバーサイドでの設定、例えば「.htaccess」の書き換えなどはできない。やれることは、そうしたキャッシュ系プラグインを外して高速化を目指すことである。

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WordPressのバージョン管理はサーバー側 

 WordPressのバージョンは「Z.com」側が管理しており、更新頻度は一般的に使われているバージョンよりも古い。(今は4.8だが、「Z.com WP」では4.75)使用には全く問題がないが、検討するに際して留意しておくべき点だろう。

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おわりに

 少し長くなったが「Z.com WP」の実際の使用感や、ネット上であまり書かれていない情報を記述した。もし、サーバー移転等で検討されるに際し、この情報が少しでも役に立てば幸いです。

 様々な制約はあるものの、少ないドメイン数でのWordPressサイトで使うならば「Z.com WP」も視野に入れて良いと思います。

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Vivente
現役クリーニング事業者。妻と二匹のネコと暮らしながら、整理術やくらし術、生活家電や機器、、著名人のなどの研究を行っている。プロフィールはこちら

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